スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夫婦でする遺言書

皆さん、こんにちは。
クロスト行政書士事務所の細谷です。

今回は遺言書についてお話したいと思います。
特にお子さんがいらっしゃらないご夫婦の方にオススメの遺言書です。

遺言書には色々な使い方、そして効力があります。
その中でもかなり効果的に使用できる場面があります。
それがこの『お子さんがいらっしゃらないご夫婦』の場合です。

相続は遺言書が無い場合には法律で決められた方法で分割されます。
妻や夫がいる場合、まず妻や夫に財産が与えられます。
そして
・お子さんがいる場合にはお子さんに財産の2分の1
・お子さんがいなくご両親がいる場合には財産の3分の1
・お子さん、ご両親もいなく兄弟姉妹がいる場合には4分の1
という具合に分けなくてはなりません。

この財産の分割がお子さん、ご両親の場合には特に問題が無いことが多いのですが、
兄弟姉妹の場合にはよく問題となります。

<例>
仲良く自分達で購入した家に暮らしているご夫婦がいらっしゃいました。
特に裕福という訳ではありませんでしたが、
お子さんもおらず、家もあるのでのんびりとした生活をおくっていました。

そんな生活をしていたある日、不慮の事故で旦那さんが亡くなってしまったのです。
もちろん奥さんは悲しみに涙しましたが…。
ここから追い打ちをかけるように悲しい出来事が起こりました。
夫の兄が「相続分をよこせ!!」と言ってきたのです。

旦那さんのご両親はすでに亡くなっており、夫の親族は兄の一人です。
この場合、遺言書が無かったので相続の分割はというと、
・妻へ財産の4分の3 ・兄へ財産の4分の1
ということになります。

こうして何分の何という数字だけを見てしまうと、
「なんだ、4分の1だけ兄にあげればいいんでしょ??」
と思う方も多いと思いますが、財産が不動産だけだとこれが大変です。

<例>
相続財産が不動産のみの場合
・土地:1500万円
・建物:500万円
だったとすると合計財産は2000万円になります。
この4分の1を兄に渡さなければいけません。
つまり500万円分を兄に渡すことになります。

こんな時に「分かりました!!」と渡す現金があれば良いのですが、
不動産のみの財産だった場合にはこれがどうしようもないことがあります。
コツコツと老後の為に貯めた資金を渡せば暮らすこともできなくなります。

このような事で今まで夫婦で仲良く暮らしてきた家を売り、
そのお金を兄の相続分として渡さなくてはならず、
奥さんは賃貸アパートに引っ越して暮らしているということがあります。

では!!これをどうやって防ぐことができたのでしょうか??
それは「遺言書を書くこと!!」です。
夫が妻に、妻が夫に「財産は全て夫(妻)に譲る」と書いておけば良かったのです。
これだけで兄の取り分は無くなり、このような悲しいことにはなりませんでした。

もちろん遺言書だけでは解決できない場合も多いですが、
遺言書は有効に利用すればかなり効果的です。
逆に遺言書を書かないと例のように大変なことになる場合も少なくありません。

遺言書 = 縁起が悪い、考えたくない、話に出したくない

という考えだけでなく、
核家族が増え、親族間でのやり取りが少なくなってきた現代だからこそ!!
この遺言書を有効に活用していくことが必要だと考えています。

上記は一例でして、全てがこのように遺言書だけで解決できるものではありません。
遺言書も法律の規定に沿って書かなければ無効になる場合もあります。
分からないことや不安なことがありましたら是非ご相談下さい。

クロスト行政書士事務所
クロスト行政書士事務所バナー


※注意点※
当ブログに掲載している内容は一例に過ぎず、
個々の状況により関係法令、対処方法は異なります。
ご不安な事やご不明な点は当事務所までお問い合わせ下さい。
スポンサーサイト

テーマ:仕事日記 - ジャンル:就職・お仕事

家督相続とは

皆さん、こんにちは。
クロスト行政書士事務所の細谷です。

皆さん『家督相続』というものをご存じでしょうか?
これは旧民法による相続の仕方です。

これがどういうものかと言いますと、
今の戸籍は『各家庭』ごとに戸籍が分けられるようになっています。
夫婦+その子供というかたちです。

しかし、かつての戸籍は『家』単位でした。
つまり1つの戸籍に何世代もの家族が一緒に入っていました。
そしてその戸籍の戸主は一家を統括するために戸主権という、
特別な権利義務が認められていました。

その戸主、ような一家の主が亡くなると相続が発生します。
この相続により一家ごと戸主権も引き継いでいました。

これが家督相続というもので、
具体的には長男が新たな一家の主となり、
家の全財産を相続していました。

この家督相続は昭和22年5月2日までに開始した相続に適応されてきました。
これが今の相続と何の関係があるかと言いますと、
僕らが実際に相続の相談を受けて不動産の登記簿謄本を調べてみると、
先代ならいいのですが、先々代、それ以前の名義のままということがあります。
このような場合に家督相続も視野に入れながら考えていくことになります。

この家督相続制度から現在の平等相続制度に変わったわけですが、
以前の家督相続制度の時には、長男が全財産を相続することが当たり前、
と思われてきた部分が強く、相続の争いに発展することが少なかったのです。
そして平等になった現在の制度では多くの相続の争いが起こっています。

長男が全てを継ぐべきという以前の制度の考え方、
そして現在の平等に相続をするべきという考え方がありますが、
最近、色々な方から相談を受けていると、
この考え方の溝が埋まっていないのではという思いを強く感じます。

やはり相続で争わず、家族がみんなで楽しく暮らしていけるのが1番です。
「長男が継ぐのが昔からの慣わし!!」や「法律では平等でしょ!!」
という言い分はもちろん理解できるのですが、
お互いに歩み寄って考えることで円満に解決できることも多いです。
慣わしや法律以前に人と人としての、
そして家族としての絆を忘れないで欲しいと常に感じています。

以上のように相続には難しい決まりもでてきます。
分からないことや不安なことがありましたら是非ご相談下さい。

クロスト行政書士事務所
クロスト行政書士事務所バナー


※注意点※
当ブログに掲載している内容は一例に過ぎず、
個々の状況により関係法令、対処方法は異なります。
ご不安な事やご不明な点は当事務所までお問い合わせ下さい。

テーマ:仕事日記 - ジャンル:就職・お仕事

成年被後見人の方の選挙権回復

皆さんこんにちは。
クロスト行政書士事務所の細谷です。

今回は成年被後見人のお話です。
この成年被後見人とは何かといいますと、

知的障害や精神上の障害により判断能力を欠く状況にあることを理由として、
本人、配偶者、4親等内の親族、または検察官の請求に基づいて、
家庭裁判所の後見開始の審判を受けた者です。

難しい言い回しですが、
認知症を例にして簡単に言いますと、
「しっかりとしていることがほとんどない方」です。
この方が家庭裁判所の審査により成年被後見人となります。

では成年被後見人になるとどうなるかと言いますと、
成年被後見人になると保護者として成年後見人が選任されます。
この成年後見人は原則、代理権、取消権が付与され、
成年後見人の法律行為を日用品の購入、
その他日常生活に必要な範囲の行為以外は取り消すことができます。

これも難しいので、
またまた簡単に言いますと、
「生活用品類以外で勝手に何かを売ったり買ったりしたことを取り消せる」
ということです。

ようは騙されて高いものを購入してしまったりした時に、
成年被後見人であれば保護者がそれを取り消せるということになります。

こうして考えると凄く良い制度だと思うのですが、
実はこの成年後見人になってしまうと選挙権が無くなってしまいます。
これが人権侵害ではないかと言われていました。

しかし平成25年5月に成年被後見人の選挙権の回復等のための
公職選挙法等の一部を改正する法律が成立、公布されました
そして平成25年6月30日に施工されています。
これにより平成25年7月1日以後に公示・告示される選挙について、
成年被後見人の方は選挙権・被選挙権を有することとなりました。

この法改正を機に、
より成年後見制度を利用される方も多くなるのではないでしょうか?
ご自身を、そしてご家族を守るためにも成年後見制度をオススメしています。

分からないことや不安なことがありましたら是非ご相談下さい。
笑顔で対応させて頂きます。

クロスト行政書士事務所
クロスト行政書士事務所バナー


※注意点※
当ブログに掲載している内容は一例に過ぎず、
個々の状況により関係法令、対処方法は異なります。
ご不安な事やご不明な点は当事務所までお問い合わせ下さい。

テーマ:仕事日記 - ジャンル:就職・お仕事

プロフィール

クロスト行政書士事務所

Author:クロスト行政書士事務所
クロスト行政書士事務所は大阪市平野区喜連瓜破駅から徒歩7分の遺言書、遺産相続、生前契約、終息活動などの相続に関するサポート専門の行政書士事務所です。プロの専門家があなたの抱える問題を解決いたします!!

カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。