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自筆証書遺言の書き方

皆さん、こんにちは。
クロスト行政書士事務所の細谷です。

ふとブログを見返していると、
「遺言書は大切!!」と言っておきながら
遺言書の書き方についていっさい書いていないことに気がつきました。

ということで!!
遺言書の作成方法をご紹介いたします。

まずは遺言とは何かということですが、
遺言(ユイゴン、イゴン)と遺書(イショ)をごちゃ混ぜにしてしまうと混乱するので、
ここではこの2つの違いをはっきりさせておきたいと思います。

通常、遺書(イショ)というのは手紙と同じようなもので、
自分の思いを自由に文章にして残すものです。

では、遺言(ユイゴン、イゴン)とは何かと言いますと、
『遺言は法律に定める方式に従わなければ、することができない。(民法960条)』
ものです。

この「法律に定める方式」とは何かと言いますと、
『遺言は、自筆証書、公正証書又は秘密証書によってしなければならない。(民法967条)』
とあります。

今回はこの中で1番簡単に作成できる自筆証書についてお話します。

まずこの自筆証書遺言の方式は読んで字のごとく
「自」分で執「筆」する遺言です。

民法の規定でも
『自筆証書によって遺言をするには、
 遺言者が、その全文、日付及び氏名を自署し、これに印を押さなければならない。(民法968条)』
となっています。

それでは細かく注意点を含めてお話します。

「全文を自署しなければならない」
つまり、家族などに代筆してもらったものは無効となります。
パソコン等で書いたものもダメです。
他にもビデオや録音したものは遺言として認められません。

つまり、字が書けなくなってしまうと自筆証書での遺言はできなくなってしまいます。


「日付の記載」
これでよくあるのが、吉日というように記載がある場合です。
実はこの吉日という記載の場合、遺言として成り立ちません。

民法1023条に
『前の遺言が後の遺言と抵触擦るときは、
 その抵触する部分については、後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなす。』
とあります。

ようは遺言は新しい遺言で、古い遺言を撤回、変更することができるということです。
これが吉日という場合にはどちらが先が後かが分かりません。

逆に〇〇の誕生日なんていう記載には日付が確定しますので成り立つということです。
それでも間違いなどを防止するためにも、しっかりと日付を書くことをお勧めします。


「氏名の記載」
この氏名の記載に関しましてですが、
遺言書いた人の意思をなるべく実現しようという観点から、
氏名の記載が不完全であった場合でも、必ずしも無効になるとは限りません。

しかし、後日の紛争に繋がる危険があります。
日付の記載と同様、しっかりと記載することをお勧めします。

「印鑑について」
最後に印鑑を押して遺言書のできあがりですが、
この印鑑はなんでも良いのでしょうか??

自筆証書遺言の場合、
民法上、押印が要求されているだけで、印の意義までは指定されていません。
なので認印、拇印でも有効とされています。

しかし、三文判などですと相続人間で本当に本人が押したものか争いになる場合があります。
このような争いを避けるためにも、可能な限り実印を使用することをお勧めします。


最後に遺言書の秘密保持、偽造、変造などの防止ため、
封筒に入れて密封することをお勧めしております。

民法1004条3項に
『封印のある遺言書は、
 家庭裁判所において相続人又はその代理人が立ち会わなければ、開封することができない。』
とされています。

この検認を経ないで遺言書を開封した場合には、
行政罰である5万円以下の過料となります。

なので封筒の表側に「遺言書」と記載をして、
裏側には「開封せずに家庭裁判所へ提出して下さい。」という記載をしておきましょう。


以上で自筆証書遺言が完成です。

注意点などに気を付ければ、誰でも簡単に作れそうですよね!!
しかし、気を付けなくてはいけないことが他にもあります。

曖昧な記載、遺留分の侵害が特に問題となるケースが多いです。
しっかりとした専門家に見てもらうことでこのようなトラブルを避けることができます。

しかし、遺言書の作成をイチからお願いするとそれなりに料金もしてしまいます。
そこで当事務所では遺言書のチェック、修正だけも行っております。

せっかく作成した遺言書が無効にならないように、
そして争いにならないようにサポートさせて頂きます。

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いつでもお気軽にご相談下さい。

皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。

クロスト行政書士事務所
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個々の状況により関係法令、対処方法は異なります。
ご不安な事やご不明な点は当事務所までお問い合わせ下さい。

テーマ:仕事日記 - ジャンル:就職・お仕事

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